犬の基礎知識と飼い方
お手入れについて
お手入れは、愛犬とのスキンシップとして楽しい時間になるよう、優しく話しかけながら進めましょう。爪切りなど嫌がるようなことがあれば、おやつ等をご褒美にしながら、少しずつ慣らしていくのもひとつの方法です。無理強いをしてよいことはありません。
室内でのお手入れ
わんちゃんが、家族と寝食を共にするので清潔に保ちましょう。ブラッシングは毎日、シャンプーは定期的に、耳掃除、爪切りなども忘れずに行ってください。フローリングの床材では、肉球の間にある毛のせいで足が滑りやすく、ケガすることがあるので肉球の間の毛が伸び過ぎないようケアをしましょう。また当店ではフローリングをケアする商品の取り扱いもございます。是非ご利用してください。
屋外でのお手入れ
屋外での飼育の場合や散歩時には、目に見えないホコリ、汚れの他、病気の原因となる細菌が被毛、皮膚に付着するので、ブラッシングは少なくとも1日に1回行い、取り除いてください。丁寧に行って頂くとより効果がございます。
シャンプーやブラッシングの大切な役割
シャンプーおよびブラッシングは、単に「体と被毛を清潔に保つ」だけではなく、「けが、病気の早期発見」や犬との「コミュニケーションを深める」ことに役立つ重要なボディケアの一つです。
1) ノミ・ダニ(虫)が寄生していないか
(2) 草の実・枝など刺さっていないか
(3) 初期ヒフ病、脱毛等がないか
(4) 思わぬケガ・かまれ傷がないか
これらをチェックしながら行ってください。
ペット用シャンプーを利用しましょう
ペット用シャンプーは、人間に比べて皮膚が弱いペットのために作れています。皮膚、被毛にやさしい成分が使用されていて、そこに犬用ならではの成分、例えば、泥を落す成分やノミやダニが嫌がる成分が配合されています。 シャンプーは、被毛、皮膚を傷めないために一般的に10日に1回が望ましいですが、冬はさらに回数を減らして風邪などをひかさないようにしてあげてください。 ただし、極端にわんちゃんが汚れてしまったり汗を大量にかいてしまった場合など状況に応じて回数を調節してください。
ブラッシングはしっかりと行いましょう
被毛と皮膚を清潔に保つことは健康維持に大切なことです。抜け毛、ムダ毛の除去、毛玉の防止、血行促進のためのブラッシングは欠かせません。
【ブラッシングのポイント(体の部位)】
(1) 尾…長い毛は部分的に毛玉になりやすいところです。
(2) ヒゲ…食べカスの汚れ等が付着しやすいところです。
(3) 耳…比較的見落とされがちです。
(4) 胸…毛が密集しています。
(5) 腹…うぶ毛が絡むことも多いです。
マッサージ効果があり、毛玉取り、無駄毛取りにも使用するピンブラシと、毛玉とりから、分け目つけなどの仕上げ用のコームの使い分けも大切です。
その他のお手入れ
爪のお手入れも大切です。長さの目安は床につきそうな程度の長さに切ります。ツメの白い犬は血管が透けて見えるので、それを切らない長さに切る。血管を切ってしまうと驚くほど血がでるので、人間も犬も恐怖で2度と切れなくなってしまう恐れがあります。また、毛が肉球からはみ出したらカットしてあげましょう。犬は足をつかまれることを本能的に大変嫌がるので足回りのカットを行うときはケガをさせないように慎重に行ってください。
耳そうじは、綿棒などで行ってください。見えている部分の汚れだけで十分です。奥まで入れすぎないように注意し、そのあとにシャンプーなどをする場合は入りこまないよう綿などを詰めてするのも良いです。その他、涙やけ、口のまわりもこまめに手入れをしてください。
また、わんちゃんが使う道具や玩具なども丁寧に掃除、できるものは洗濯などをしてください。
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